2014年11月04日

第2回 障がい者支援制度と社会保障制度改革

■ 私たちが生活困窮者の支援を行う際に、支援を必要とする方々の中にはさまざまな障がいを持っていることがしばしばあります。それに対して、現在の日本の制度としてさまざまな制度が利用できるはずですが、私たちは、そうした制度について必ずしも詳しいわけではありません。また、そうした制度が変わることによりどのような問題点が生じるのかについてもなかなか解りづらいところがあります。

■ そこで、今回の学習会は、障がい者支援の制度について学習し、実際の支援に生かせるようにすることを目的に、実際に障がい者の支援にあたっている方の話しを聞くとともに、現在、社会保障制度改革の名のもとにその枠組みがどう変わるのか、またそのどこに問題があるのかを考えることを目的として、企画しました。みなさん、ぜひ一度障がい者支援制度について学び、その現状や問題点等をいっしょに考えてみませんか?


20111日(


午後時〜午後


1.発表者

一宮市障害者相談支援センターゆんたく

センター長 野崎貴詞 氏

愛知県社会保障推進協議会

事務局長 小松民子 氏

2.内容 

・障がい者支援制度の概要と支援事例

・社会保障制度改革の概要と問題点


など


愛知県司法書士会館

名古屋市熱田区新尾頭1−12−3(金山総合駅南口徒歩5分)


資料代300円 予約不要


※経済的にお困りの方は受付でお申し出ください。


2014第2回学習会_障害者福祉チラシ.pd

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2014年02月17日

3月の学習会のご案内

原発事故後の社会を考える
:避難する権利とベーシック・インカム

◆日時  2014年3月2日(日) 13:30〜17:30



◆会場  愛知県司法書士会館 2階大会議室(金山駅南口より徒歩5分)
◆内容  ※質疑応答・交流有
・当事者の声
あゆみR.P.Net代表      井川 景子氏
副代表     岡本
早苗氏
・支援者の声
あゆみR.P.Net事務局長
司法書士 江里
二郎氏
・放射能汚染から避難する権利とベーシック・インカム:社会保障の限界と能力主義の再考
    日本福祉大学      小林
勇人氏
◆参加費 無料(予約不要)


主催 ベーシック・インカムを考える会2014
共催 反貧困ネットワークあいち、原発事故被害者支えあいの会「あゆみR.P.Net

★お問い合わせ★
 
金城学院大学人間科学部  大山小夜
(反貧困ネットワークあいち「学習部会」担当)
TEL 052-798-0180 FAX 052-798-4465
E-mail
: saya@kinjo-u.ac.jp

 

ちらし

https://dl.dropboxusercontent.com/u/28637977/%EF%BC%90%EF%BC%8Eflyer140302.pdf
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2013年11月21日

生活保護改悪とベーシック・インカムの可能性



ベーシック・インカムのチラシPDF

ベーシック・インカム」という言葉を聞いたことがありますか? これは、「すべての人が無条件で生活に必要な所得への権利をもつ」という社会保障の考え方のことで、「無条件給付」「基本所得」とも呼ばれています。今の社会保障は、収入が途絶えると、基礎年金や雇用保険や生活保護などで生活を保障する、という仕組みです。しかし、消えた年金、雇用保険未加入者への対応、生活保護の「漏給」(必要な人が利用できていないこと)など、問題が山積みです。これを、生活に必要なお金をすべての人に支給することで置き換えるとどうなるか――これがベーシック・インカムの発想法です。奇想天外に思われるかもしれません。しかし、すでに200年ほどの歴史をもつ“老舗”の議論です。



近年、日本では、障がい者母子世帯生活困窮者など、様々な人々に対して「自立支援」を求める動きが強まっています。これは、「ワークフェア」という、アメリカなどの動きを追っています。しかし、いくつかの国では、ワークフェアに代わるものとしてベーシック・インカムが議論されています。働いてお金を得ることは尊く、また大事なことです。しかし、このことにこだわりすぎると、働かないこと、働けないこと、さらには働くこと以外の様々な生活の豊かな営みが、軽んじられてしまわないだろうか。それは、もしかすると今の社会の“貧困”、“息苦しさ”、“生きづらさ”につながってはいないだろうか。ベーシック・インカム論は、こうした今の社会の在り方を根本から考えてみることの重要性と可能性を私たちに教えてくれます。



今回は、東海圏初の、市民向け「ベーシック・インカム講座」となります。関西と関東から、ベーシック・インカム論の専門家がここ愛知にやってきます。ベーシック・インカムって何? どんな議論や実践があるの? どんなメリットや論点があるの? 今回は、これらの疑問が一気に氷解する、またとない機会です



 



◆日時  2013年12月21日(土) 13:30〜16:30



◆会場  愛知県産業労働センター「ウインクあいち」11階中会議室B1104



JR名古屋駅桜通口徒歩2分) 



◆講演・講師



1.生活保護のワークフェア改革の問題点



  
日本福祉大学 小林勇人氏

2.なぜ今ベーシック・インカムか



 埼玉県立大学 堅田香緒里氏


◆参加費 無料(予約不要)



主催 ベーシック・インカムを考える会2013



共催 反貧困ネットワークあいち



事務局:名古屋市中村区則武1-10-6名古屋法律事務所内

 

★お問い合わせ★

金城学院大学人間科学部  大山小夜

TEL 052-798-0180 FAX 052-798-4465

E-mail : saya@kinjo-u.ac.jp



 

 



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2013年10月07日

ブラックバイトと奨学金問題を考える市民シンポジウム

ブラックバイトと奨学金問題を考える市民シンポジウム
   〜若者の無限の可能性を信じて 夢と希望とチャンスを〜

入場: 無料

大学の学費が高騰する一方で、家計は苦しくなり、今や大学生(昼間部)の2人に1人が
教育ローンである何らかの奨学金を借りています。ところが、不安定雇用の拡大、格差と
貧困の拡がりは、大学を卒業しても奨学金を返せない多くの人を生み出しています。

 一方で、学費と生活費を稼ぐために、ブラック企業でアルバイトをして、残業代をもら
えない、病気になってしまったという学生の相談も増えています。

 このシンポジウムでは、わが国から「奨学金被害」と「ブラックバイト被害」をなくし、
真に学びと成長を支える学費と奨学金制度を実現するために、そして、これからの将来を
支える若者が安心して学ぶために、社会はどうあるべきか、私達は何をすべきか、一緒に
考えてみたいと思います。

日 時:2013年10月16日(水) 19:00〜21:00

場 所: 愛知県司法書士会 入場: 無料

講 演 「ブラックバイトと奨学金問題から考える教育の現状と課題」
     大 内 裕 和 氏(中京大学教授) 
奨学金アンケートと当事者の声
     ブラックバイト当事者の声
     質疑・討論

主催: 奨学金問題を考えるシンポジウム実行委員会

後援: 奨学金問題対策全国会議
     愛知県学費と奨学金を考える会
反貧困全国キャラバン2013愛知実行委員会

連絡先:水谷司法書士事務所
462-0810名古屋市北区山田1-1-40すゞやマンション大曽根2階
水谷司法書士事務所 司法書士 水谷英二
電 話 052-916-5080 FAX 052-911-3129
メールアドレス gfh03002@nifty.com
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2013年08月01日

"脱法ハウス"にみる貧困と居住福祉

<概要>
第1回学習会 "脱法ハウス"にみる貧困と居住福祉
◆日時  2013年9月20日(金) 18時30分より
◆会場  愛知県司法書士会館 2階
(金山総合駅南口徒歩5分) 名古屋市熱田区新尾頭1−12−3
◆講演と講師
1.脱法ハウスの実態と取組み
愛知県弁護士会
日弁連貧困問題対策本部事務局員 森 弘典氏
2.居住福祉の視点と可能性
中京大学教授
居住福祉ネットワーク東海 岡本 祥浩氏
※質疑応答、意見交流も予定しています。

<紹介>
室内が細かく区切られ、窓もない部屋で、2段ベッドを見知らぬ同居人と分け合う――こうした、極端に狭い居室が密集し住環境が劣悪な、いわゆる「脱法ハウス」が社会問題となっています。「見知らぬ人と住まいを共有する」といえば、「シェアハウス」が思い浮かびます。賃料の安いシェアハウスは、経済面のみならず、最近では人とのつながりを得られることからも注目されています。しかし、その一方で、「シェアハウス業界の2割がブラック、4割がグレー」との指摘もあるように、消防法違反、建築基準法違反が疑われる「脱法ハウス」が水面下で急速に広まっています。居住者に突然の退去通告を出すなどの問題も起きています。
なぜ、「脱法ハウス」が拡がっているのでしょうか。今回は、脱法ハウスの実態と取組みを通じて、その背後にある日本の「貧困」と「福祉の貧困」を探ります。東海地区では、今年3月、「居住福祉ネットワーク東海」が設立されました。学習会では、この団体の活動内容や「居住福祉」を追求する意義と可能性も検討します。
posted by 事務局 at 09:55| Comment(0) | 学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月29日

(6/25)18時半?第5回学習会「ハローワークからみた求職・就労、最前線」@愛知県司法書士会館

第5回学習会チラシ.pdf
<概要>
学習会「ハローワークからみた求職・就労、最前線」
日時 2013年6月25日(火)18時半〜
場所 愛知県司法書士会館(金山総合駅南口徒歩5分)
講師 全労働省労働組合愛知支部 書記長小林真人氏
全労働省労働組合愛知支部 副委員長 西尾 豊氏
氷河期世代ユニオン     代表  小島鐵也氏

主催 反貧困ネットワークあいち
資料代 300円
問合わせ s.inoue.futagosihou@friend.ocn.ne.jp(ふたご司法書士事務所 司法書士

井上聡)、saya@kinjo-u.ac.jp(金城学院大学大山小夜)
※ちらし
https://dl.dropboxusercontent.com/u/28637977/flyer130625.pdf
<内容>
「労働行政」という言葉を聞いたことがありますか?
仕事を探すとき、職場でケガをしたときやトラブルに遭ったとき、仕事を失ったときなどに助言や支援をする行政(都道府県労働局、公共職業安定所(ハローワーク)、労働基準監督署など)を言います。今、日本では多くの職場で非正規雇用労働者が増えています。労働行政の場も例外ではありません。働く人を支援する労働行政も、働く場として課題や矛盾を抱えています。
今回、ハローワークに勤める、労働行政に働く人からなる労働組合の方をお招きして、「ハローワークからみた求職市場の変化」「問題企業をめぐる課題」「働く場としてのハローワークの現状と課題」を考えます。バブル崩壊後の就職難だった時期を経験したいわゆる「氷河期世代」の方をお招きして、「声をあげる」ことの大切さも学びます。
「ブラック企業」と一般に称される、労働法規を守らない企業の見分け方や対処法、就活・求職の際の“ハローワーク活用法”も学びます。
posted by あいちのネットワーカー at 10:42| Comment(0) | 学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月09日

2月9日学習会のご案内=反貧困ネットワークあいち

110209第5回学習会_社会的就労0121版.pdf

皆様

反貧困ネットワークあいちでは、次の要領で学習会を開催します。
奮ってご参加ください。
また、お知り合いの方等にお知らせいただければ幸いでございます。

よろしくお願い申し上げます。

テーマ  社会的排除と社会的事業所

日時  2月9日(水)午後7時〜9時
場所  愛知県司法書士会館(名古屋市熱田区新尾頭1−12−3)
     金山総合駅南口徒歩5分
講師  齋藤縣三氏(NPO法人わっぱの会理事長)
     柏井宏之氏(共生型経済推進フォーラム運営委員)
参加費  資料代として500円程度
詳細は添付PDFのとおりです。

現在、障害者の方々などハンディを背負った方々は就労の機会が限定されたり就労の
場から排除されたりしております。また、障害者の方々については、「福祉的就労」
といった形で一般の就労形態とは異なる取扱いがなされています。

今回は、このような現状に疑問を持つ立場からあるべき姿の提案を考える趣旨の学習会です。

みなさまの積極的な参加をお待ちしております。
posted by あいちのネットワーカー at 19:00| Comment(0) | 学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする