2010年01月19日

【進捗】知立団地一日派遣村から9ヶ月

知立団地一日派遣村代表 須優子
 昨年(2009年)の4月26日に「知立団地一日派遣村相談会」を実施してから、既に9ヶ月が経ちます。知立団地を取り巻く環境はいまだに厳しいものがあり、継続して相談会を開催して対応しています。相談件数は、一日派遣村も含め200件ほどになりました。本当に大変な数です。

 知立団地一日派遣村相談会当日は、66人ものブラジル、ペルーなどの日系人の方が訪れました。団地内での相談と言うこともあり、相談者の多くが、子供を抱えた家族であり、異国で職を失い、子供たちにどうやって食べさせて行くのか、額を寄せ合っての真剣な話し合いが続きました。
 派遣村相談会は一日だけでしたが、次の日から数週間は、受け付けた相談者の生活保護申請のために、朝から夕方まで連日の市役所通いました。市役所ロビーで打ち合わせをしていたので、「あそこに行くと、市役所の人が親切に生活保護の申込みの手伝いしてくれる」と言う噂が広まり、もう混乱状態、携帯電話は鳴りっぱなしでした。

 これではたまらないと、月2回集会所で相談会を開くことになりました。相談と言っても素人ですから、聞かれたことを調べながらの手探り状態で、その難しさから協力する人も日本人3人ほどだけでした。でも幸いだったのは、岡崎の相談会で相談に訪れたマルコスさん始め、日系ブラジル人ペルー人の方々が、今に至るまでずっと支えてくれたことです。
 当初に比べて、相談する人の数は減りましたが、相談会は今でも開かれています。相談者であった日本人の若者も加わり、「働きたいのに何で仕事が無いんだ!」とか「金がなくても野菜食べなきゃダメ。糖尿病になるよ」と言う話まで、ポルトガル語も交えての交流が続いています。

 不況・派遣切りという大災害にも等しい災難は、多くの不幸をもたらしましたが、一方で、今までつながる事のなかったさまざまな状況の人々を結びつけました。

 知立派遣村では、こうして新しくつながった私たちが、次に何が出来るか新しい道を探しているところです。

posted by あいちのネットワーカー at 12:00| Comment(0) | 生活相談会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。