水谷です。
この度の東日本震災に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。過日、反貧困フェスタイン愛知のご案内をさせていただきましたが、集会内容を一部変更して多くの皆様のご協力の下に、無事終了させていただきましたことを、内河実行委員長名の文章及び集会宣言を添付の上、報告させていただきます。
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「反貧困集会inあいち」の開催にご尽力頂いた皆様方に
実行委員長の内河惠一です。一昨日の前夜交流会、続いて昨日の、「反貧困集会inあいち」の開催のために、沢山の方々のご尽力、本当にありがとうございました。東北・関東大震災の発生を受けて、開催自体の可否についても、沢山の積極的なご意見を頂き、感謝しています。ただ、貧困問題は当事者にとっては、日々刻々と迫ってくる問題であり、これに対する運動・闘いは、途切れることなく続けていかなければなりません。そうした観点から、東北・関東の皆さんの深刻な状態を心にしっかりと留めながら、「反貧困フェスタinあいち」を「反貧困集会inあいち」と呼称を変更しながら開催に踏み切りました。
沢山の方々(約660名)のご参加を頂き、充実した分科会を実現し、さらに韓国の貧困社会連帯との実質的な交流もはかり、大きな成果が得られたものと確信しています。加えて東北・関東大震災の被害者の方々への義捐金を呼びかけましたところ金36万円余のご支援を頂き、感激しています。また、東京から参加して頂いた日本弁護士連合会の会長でもある「反貧困ネットワーク」の宇都宮健児会長は、「名古屋に来て良かった」としみじみ仰っていました。私たちは、今回の名古屋集会を踏まえながら、反貧困の闘いを進めると共に、東北・関東の被災者のための支援のあり方を積極的に議論していきたいと思います。
特に、今回の集会の成功のために、格別のご労苦を頂いた金城学院大学関係の皆様方に心から感謝を申し上げたいと思います。
ともあれ、皆様方のこの度のご協力を心から感謝申し上げます。
3/14 「反貧困集会inあいち」 実行委員長 内河惠一より
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(集会宣言)
今こそつながろう!人間らしい生活を求めて
一昨日、三陸沖を震源とする観測史上最大の地震があり、東北、関東を中心に多く
の方が被災されました。被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
想像を絶する被害を目の当たりにし、被災された方々の窮状を察しつつ、私たちは、
どのような状況でも「貧困」の課題は克服しなければならない、こういう
時こそつながりあうことが必要だという思いで、本日「反貧困集会 in あいち」を開
催しました。私たちは、本日集まった各地の方々と力を合わせて、被災され
た地域の皆様に食糧、毛布、衣類等の必要な物資、情報を提供するなどのできる限り
の支援を尽くすこと、被災時だけでなく被災地域が完全に復旧するまで、
被災された地域の皆様の声を聴き、必要な支援を続けるとともに、国、地方自治体、
企業に対して、その声が届くように、食糧、衣類、住居など必要な支援を
求めていくことを確認し、誓います。
(以下、省略)
2011年3月13日
反貧困集会 in あいち参加者一同