2010年06月27日

【学習部会ニュース2010.6.27号】学習会6/18報告と8/31開催案内

皆様,こんにちは。

6/18(金),反貧困ネットワークあいちの活動第1弾として,「第1回学習会」をおこないました。
テーマは,自死問題です。
愛知いのちの電話事務局長の加藤省吾さんをお招きし,「自死問題の現状と今後の連携」についてお話いただきました。
電話相談の仕方をロールプレイを通じて学びました。また,フロアからたくさんの質問が寄せられ活発な議論をしました。

次回(8/31 19時〜)のテーマは,「多重債務(クレサラ問題)」です。
  ※クレサラ…「クレジット・サラ金」の略。
11月27日ー28日,岐阜(長良川国際会議場)で開かれる「第30回全国クレサラ・ヤミ金被害者交流集会in岐阜」の”プレ・イベント”としておこないます。

なお,学習会では,参加者に「学習会カード」をお渡します。参加者には,毎回,「反貧困ネットワークあいち」特製のヒンキ−シール ※ を1枚差し上げます。

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※ヒンキ−シール<写真> 
特製!ヒンキ−シール.jpg
反貧困ネットワークのキャラクター”ヒンキ−”のシール。「反貧困ネットワークあいち」学習会でしか入手できません。
シールを集めると(学習会カードに貼っていきます)いいことがありますよ。乞うご期待!!
4種類の学習会カード.jpg4種類の学習会カード.jpg

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次回の学習会の会場等,詳細は後日,改めてご案内します。
次回学習会でお会いできること楽しみにしております。

反貧困ネットワークあいち 学習部会 報告:大山小夜

             記

反貧困学習部会ニュース2010年6月27日号
(発行者:反貧困ネットワークあいち)
http://hanhinkon-aichi.seesaa.net/category/7434395-1.html
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1.報告
第1回学習会
自死問題の現状と今後の連携
ゲスト:加藤省吾さん(愛知いのちの電話協会 事務局長)
共催:東海生活保護利用支援ネットワーク
講師の加藤さん.jpg

2.案内
第2回学習会(2010年8月31日 18時半〜)
多重債務(クレサラ)被害者の現状と課題
共催:クレサラ協議会,第30回全国クレサラ・ヤミ金被害者交流
集会in岐阜現地実行委員会
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1.報告  【開催済】
日時:2010年6月18日(金) 18時30分〜20時45分
場所:愛知県司法書士会館
参加:33名
※参加者数には,ゲストの加藤省吾さん,養成研修部のスタッフの方も含まれています。

<概要>
 日本の年間自殺者は12年連続3万人を超えている。年間死亡者数は114万人(2009年)。また,自殺者数は交通事故死者数の約5倍である。50代が最多であるが,20代,30代の自殺率も増えており,昨年,若者の自殺率は過去最悪となった。
 2006年,自殺対策基本法が公布。愛知いのちの電話も,自治体と協力しながら,自殺の予防と対策に取り組んでいる。
 自殺は<追い込まれた末の死>であり,<防ぐことができる>。死にたいと考えている人も,心の中では「生きたい」という気持ちがある。相談に応じる人は,このことを念頭に接することがとても大事である。
<その他>
・いのちの電話養成部の方もおいでくださり,いろいろな電話相談の架空事例をもとに,どう応対したらよいか,フロアの参加者も一緒になって,ロールプレイを通じて考えた。
・稲葉健一さん(司法書士),勝見奈保子さん(司法書士)から,自死問題について相談業務を通じて感じていること等をご報告いただいた。
・質疑応答では,「なぜ名前を名乗らないのですか」「どのような研修を行っているのですか」「借金苦による相談件数が少ないようですがどうしてですか」などたくさんの質問が寄せられ,その一つ一つについて丁寧にお答えいただいた。

■「愛知いのちの電話」のプロフィール
 「いのちの電話」は,1953年,イギリス人司祭が設立。24時間 365日,ボランティアが電話で相談に応じる。また,1963年,オーストラリア人アラン・ウォーカーが「ライフ・ライン」を設立。
 日本では,1971年,東京で初めて開局。名古屋は,1985年,日本で23番目に開局。現在約200名が活動。年間経費1500万円。ボランティアと寄付で成り立っている。

社会福祉法人愛知いのちの電話協会「名古屋いのちの電話」
http://www.nagoya-inochi.jp/
□寄付について
 http://www.nagoya-inochi.jp/support/charity.html
□電話相談員になってください
 http://www.nagoya-inochi.jp/support/volunteer.html

※関連サイト
 中日新聞 2010年6月12日付
 死にたい人の苦しみ一緒に考えたい 名古屋いのちの電話,25周年
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20100612/CK2010061202000024.html

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2.案内 【次回学習会】

第2回学習会(2010年8月31日 19時〜)
〜11/27-28開催「第30回全国クレサラ・ヤミ金被害者交流集会in岐阜」のプレ・イベント〜
日時:2010年8月31日(火) 18時半〜
場所:後日ご案内します。
内容:多重債務(クレサラ)被害者の現状と課題
共催:クレサラ協議会,第30回全国クレサラ・ヤミ金被害者交流集会in岐阜現地実行委員会
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■ 今後の学習会
第2回 クレサラ被害者の現状と課題 2010年8月31日(火)
第3回 未定(子どもの貧困など、他の回で扱えないテーマ) 10月頃
第4回 ホームレス 12月頃 共催 越冬実行委員会
第5回 反貧困での全国連携 2011年2月初旬頃
第6回 在日外国人の諸問題 4月頃 共催 移住労働者と連帯する全国フォーラム実行委員会

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学習会のテーマ等に関して,アイデア等ございましたら事務局
(info@hanhinkon-aichi.net)までお寄せ下さい。
posted by あいちのネットワーカー at 20:25| Comment(0) | 学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日弁連が、無料低額宿泊所などの問題で厚労省に意見書を出しました

100618「無料低額宿泊所」問題に関する意見書(日弁連).pdf
藤井です。

 日弁連が、6月18日付で、厚労大臣宛に意見書を出しました(メールで流されてい
ます)。ホームページからとったものを添付します。

 厚労省は、「無料低額宿泊所」といわれている宿泊所を社会福祉法にいう第2種施
設としてきたし、他の宿泊諸施設も「無届け」施設としてきたが、法の解釈を誤って
おり、これらは第1種施設であり、認可を必要とするものであることを中心に述べて
います。当面どうすべきかも書かれています。
 非常に大きな問題です。

 読むと納得できました。私は、この線で行政に働きかけていくべきと思いました。
 どんどん広めましょう。
posted by あいちのネットワーカー at 10:05| Comment(0) | 政策提言&施策活用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

「子どもの貧困」ホットライン

お世話になっています。
森 弘典です。

標記の件でご案内とご協力のお願いをさせていただきます。
子どもの貧困」ホットラインちらし.doc


愛知県弁護士会では、6月21日午前10時〜午後7時30分まで、「子どもの貧困 生活費・教育費ホットライン」を実施します。(反貧困ネットワークあいちは協力です。)
フリーダイヤルで、電話番号は0120−419−783(よういく なやみ)です。5回線ありますので、どんどん電話していただいて結構です

これは全国一斉のホットライン(電話相談)で、6月18日〜29日の間、各弁護士会で電話相談ができます。

東海では、
三重が6月23日(水)午前10時〜午後0時(1回線)
岐阜が6月23日(水)午後3時〜7時(2回線)
に実施します。電話番号は同じです。

必要な人に必要な情報が行き届かないといけないと思っています。当方でも記者クラブや役所などを通じていろいろ広報していますが、皆様にも多くの方にこのメールを転送するなどしてお知らせしていただければと思います。

また、当日は平日なのでなかなかご都合がつかないと思いますが、もしオブザーバーとしてご協力いただける方がいらっしゃったら、お申し出いただけると助かります。
弁護士だけでは知識もフットワークも十分ではないと思います。ご協力いただける方がいらっしゃったら、是非お願いします。

posted by あいちのネットワーカー at 10:00| Comment(0) | 生活相談会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月18日

2010年度 第1回学習会「自死問題の現状と今後の連携」

反貧困ネットワークあいちでは、東海生活保護利用支援ネットワークと共催で、次の日程で2010年度第1回学習会を開催します。

第一回は、愛知いのちの電話協会 事務局長の加藤省吾氏をお招きし、
自死問題を扱い、「自死問題の現状と今後の連携」をテーマに、開催します。

 重要なテーマですので、ご興味がある方、是非ご参加ください。

 

【日時】  2010年6月18日(金)午後6時30分〜8時30分ころ

【場所】  愛知県司法書士会館

【参加費】 資料代のみ 500円
【内容】  
1.いのちの電話(愛知いのちの電話協会 事務局長 加藤省吾氏)

 自殺者が13年連続で3万人を超えています。このような状況で、どのような相談があるか、相談に対してどのように対応しているかなど私たちとしても知っておいた方がいいことをお聞きします。

2.具体的相談に現れる自死問題

3.質疑、意見交換

 具体的なケースでどのように対応したらいいか、今後連携していくことはできるかなど

 

 様々なルートで人から相談を持ちかけられるかもしれない方々にとっても、「いのちの電話」の方からいろいろな知識、経験をお聞きすることは意味があると思います。

 

 活発な質疑、意見交換もよろしくお願いします。

posted by あいちのネットワーカー at 18:30| Comment(0) | 学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月11日

会員の拡大にご協力ください!

こんにちは、皆さま。

 反貧困ネットワークあいちでは、
「貧困の脅威に直面する人々が、社会および行政から人間らしい生活(衣食住、健康、労働、教育など)を実際に保障され、誰もが自分自身に尊厳を持ち、違いを認め合いつつお互いに助け合い、生き生きと暮らすことができる社会を築く」
ために、ネットワークに加わって頂く、会員やサポーターの方を募集しております。

 皆さま、想いをともにして頂ける方々を、是非、ご紹介ください。
よろしくお願いいたします。

 なお、入会申込書一式は、ここ(word形式PDF形式)にあります。

1)会員・サポーター入会申込書
2)規約等についてのご案内
3)以下の添付資料
 添付資料1  会員&サポーターメーリングリストの運用ルール
 添付資料2  反貧困ネットワークあいちにおける申合せ事項
 添付資料3  反貧困ネットワークあいち 規約


 1ぺーじ目の「会員・サポーター入会申込書」に、必要事項をご記入の上、電子メールFAX、郵送などで、下記、事務局宛にお送りください。

 ご協力のほど、よろしくお願いします。


*********************************
反貧困ネットワークあいち事務局
〒453-0014 名古屋市中村区則武一丁目10番6号 名古屋法律事務所内
Email: info@hanhinkon-aichi.net WEB:http://hanhinkon-aichi.net/
FAX:052-451-7749、TEL:052-451-7746
郵便振替 00800-6-190393  口座名義 反貧困ネットワークあいち
posted by あいちのネットワーカー at 12:24| Comment(0) | ネットワークを目指して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月04日

反貧困ネットワークあいち事務局ニュース(No.1)

201064 作成 樽井 直樹

 反貧困ネットワークあいちの会員の皆さん。5月30日の結成総会では、充実した討議を経て、無事、反貧困ネットワークあいちを出発させることができました。皆さまのご協力に改めて御礼申し上げます。

 6月3日に事務局会議を行いましたので、事務局会議の報告をさせていただきます。

 

*反貧困ネットワークあいちの事務局は代表により任命されます。現在の事務局は、準備会の事務局が次回の幹事会まで暫定的に任務を継続しているものです。


内容は、以下の通りです。
posted by あいちのネットワーカー at 17:00| Comment(0) | ネットワークを目指して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする